Eimee’s all you can sing !

沖縄三線唄者 金子えみです。アーティスト活動について、沖縄生活について、ママとしてのコラムです。

命繋ぐ。それを奇跡に思える日。感謝の中で。

慰霊の日


祈り、知り、感じ、感謝の気持ちでいる1日になりました。

私が生まれる前から、父が生まれる前から、金子呉服店で働いてくださっていた方が一昨日なくなりました。

昨日、訃報をいただきました。
夫は連日仕事で、まだまだ小さいこどもを3人かかえ…
すぐに内地には…行けない。

ご指名いただいているお仕事は、代わりがききませんし。

来月にはなるけど、お線香をうさぎに行きたいと思います。


この赤ちゃんが私。

この頃から番頭さんをしてくださっていたかたです。

私をとても可愛がってくれた。

おじさんがお弁当を食べる時に、いつもお膝にのっていた私。
お弁当をおすそ分けしてくたおじさん。

おじさんの奥さんは、私の分までお弁当を作ってくれるようになった。

夏休みには、おじさんのおうちにホームステイ。

盆踊りを連日楽しんだ。
おばさんが浴衣を着せてくれて、日舞のお仲間みんなと一緒に踊らせてくれた。

タッチも高校野球も、おじさんのお家で楽しんだ。


沖縄へ渡ってきて、すっかりご無沙汰してしまった。
おじさん、82才になっていらしたそうです。

「私アラフォー!」とか言って、自分にいっぱいいっぱいになっていた私が恥ずかしい。

〜もっと自分に出来ること追求しなきゃ〜

なんだか落ち着きません。
子育てで大変だった〜。
なんて、自分に言い訳。

おじさんに顔出しに行くことぐらい、やろうとしたら出来たんじゃない?


会いたい人には、すぐに会いにいこう。

ふと、思い出したお顔は、メッセージ。

おじさん、ご冥福をお祈りいたします。
49日までに会いに行きますね。

沖縄で忘れてはいけない悲しみの日。
こどもたちと家族について、生きることについて考えながら過ごしました。

こんな普通の日が、普通に訪れない時代から…平和を叫んでこられた方々へ感謝の気持ちの中で…。

命を繋いでくださった方々へ!!!
「ありがとうございました!これからも大切に命を育み繋げていきます!」